最近よく聞く「自由浮遊惑星」って何でしょうか?
こんにちは。
仕事でもブログでも宇宙のことを考えていて、自分でも大丈夫?と思いますが、お付き合いください(^^;)
地球には、太陽を中心に惑星や衛星、小惑星、流星などなど、たくさんの仲間がいます。
月を見ては「今夜は三日月か~!上弦の月だね~」とか、日が暮れて西の空に「一番星、発見!」な~んてね?主に宵の明星、金星ですね?
でもある日、何かの原因で地球の軌道が大きく変わり、太陽系の外宇宙に飛ばされたら?そんなことってあるの?そうなったら一体どうなるの~?
そこで、こちらの記事を紹介します。
こちらに載っているYou Tube、有名?みたいです・・・wikiにも載っていました。
「Kurzgesagt – In a Nutshell」はミュンヘンを拠点にしているYouTubeチャンネルであり、デザインスタジオである。
だそうです。「絵がとても素晴らしいのですが、内容は深い!」
など言われているようです。
8分24秒あります。
GIGAZINEさんが、マンガ付きでまとめてくださっていますので、それを見るのが一番かも?ですが、ちょっと書いてみます。
地球外生命体は存在する?
「Kurzgesagt」によると、存在するとしたら分厚い氷の下に閉じ込められている可能性がある、とのことです。
宇宙には、というか天の川銀河には自由浮遊惑星という、惑星程度の質量だけど、恒星系から弾き出された、超どフリーの惑星があって、どの恒星系にも属さず、重力の影響も受けず、直接、銀河を公転している天体があります。
自由浮遊惑星の数は、銀河系全体の恒星の数の2倍は存在するとみられ、数千億個になると予想されている。
自由浮遊惑星は季節もなく、下手すると昼夜の感覚もありません。
恒星が近くにないと、天体は暖められることはなく、カチコチに凍りついている可能性もあります。
まあ、いろんな種類の浮遊惑星があり・・・
地球型惑星も自由浮遊惑星になるかもしれません。
その場合、惑星系の形成過程で質量の小さな原始惑星がはじき出されるのが基本形と考えられています。
じゃあ地球は安心ですね?形成過程は終わっているし?
いえいえ、ところが質量の大きな惑星Z(←Xはすでに使われてる)が、例えば地球の軌道に近づきそばを通り過ぎると?地球の軌道が、にゅ~っと変わって・・・太陽系からはじき出されてしまうケースがあるそうです!
ええ~(゚△゚;)?
もし地球が太陽系から飛ばされて自由浮遊惑星になったら
地球は暗い宇宙空間を浮遊することになります。表面の温度は急激に低下(←どこかのサイトで、すぐに大気がなくなったりしないと、あったと思うけど・・・)
生命にとって不可欠な要素のひとつが「液体の水」です。
我々人間の暮らす地球は、海の少なくとも一部を液体の水として維持できるように十分に暖かくなければならず、そのためには多くのエネルギーを必要とします。
しかし、地球のエネルギーの約99.97%は太陽由来です。
残り0.03%の「地球由来のエネルギー」のみで生命を育まなければいけない。
↓
その時重要になってくるのが、地熱です。核が高温であり続ける限り、地球は地熱エネルギーを地表へと送ることが可能となり・・・
↓
その結果、生命に欠かせない「液体の水」を作り出すことが可能になります。
氷の下での生活
自由浮遊惑星で、生命を持つ最も可能性の高いシナリオとは・・・厚さ1km以下の氷の下に「液体の海」がある場合だそうです!
実際に木星の衛星エウロパとか、土星の衛星エンケラドゥスなんかもね?
そこで登場するのが、火山活動をする「ブラックスモーカー」と呼ばれる熱水噴出口です(ホワイトスモーカーもある)
(地球のブラックスモーカー)
熱水に鉛・亜鉛・銅・鉄などの硫化物が多く含まれていて、人間には猛毒です。
ブラックスモーカーから排出されたミネラルをバクテリアが摂取して、有機物を生成、この有機物を甲殻類や二枚貝、カタツムリ、魚、タコ、ワームといった生物が摂取して、長い年月のあと・・・
知的生命体が生まれるかも?しれません。
知的生命体たちは外の世界を知ることはないかもしれず、自分たちの住む惑星だけが世界のすべてと錯覚してしまう可能性もあります。
そうなれば、氷の上に信じられないほど広大な宇宙が存在するにもかかわらず、それらを一切知ることなく、何百万もの世代が暗い海の中だけで生き死にを繰り返すこととなります。
宇宙を知らずに~?それは嫌かも~と思いました。
初めて発見された自由浮遊惑星は2002年で「S Ori 70」、オリオン座の辺りです。
質量は木星の3倍、直径は1.6倍と推定とのことです。
長々とすみません。
最後まで読んでくださって感謝です!ありがとうございました。
/りお