天の川銀河の新事実!「100億年前」に起きたこと(リライト済み)

こんばんは。

秋も深くなり、夜空を見上げるとひんやりとした空気の中、見事な天の川が見えることと思います。

 

あ、それは夏でした!(一応、11月でも西側の空に白鳥座が見えたら天の川も見えるそうです。←夜空のきれいなところで)

 

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天の川銀河についての新しいニュース!

欧州宇宙機関ESA)では、宇宙望遠鏡による天の川銀河の観測を行っています。

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*1天の川銀河は棒状巻銀河と分類され、バジルという棒状の(膨らんだ中心部分)両はしから渦状腕を持つの図。 著者:NASA/JPL-Caltech/ESO/R. Hurt

 

2013年12月に打ち上げられた、ESAの「ガイア」という宇宙望遠鏡で、天の川銀河の恒星を17億個以上、調べたようです。

 

しかし天の川銀河恒星の数は1000億4000億個ある!と言われていて、観測されたのはまだ1%に満たないようです。

 

大昔に銀河の衝突があったと判明した

私たちの太陽系を含む天の川銀河は、100億年前に「小さい銀河」と衝突していた!と星の動きからわかった。(これが肝)

 

小さい銀河の大きさとは、大マゼラン雲(16.5万光年先のご近所さん銀河)くらいとのこと。大きさは直径1万4000光年。(天の川銀河の大きさは直径約10万光年)

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*2大マゼラン雲と超新星1987Aの画像。 著者:NASA /エイムズ研究センター 

宇宙自体が、生まれて約138億年ですので100億年前って(O O;)

そんなに昔から天の川銀河ってあったんだ!と驚きました。

 

地球が太陽の周りを公転するように、太陽系も銀河の中を公転しています。その速さは、秒速240kmというとても早いスピードです。

 

他の恒星も同じように銀河内を移動していますが

同じ方向に移動しているのに対して(一方通行)

逆行している恒星を発見したらしいんです。←これらが衝突した「小さな銀河」の恒星だそうで、小さい銀河特有の特徴も見つかった。

 

100億年の間には、まだまだ他の銀河の衝突があっただろうと思われていて、研究は続くのです。

 

2つの核を持つ、合併銀河

そもそも広い宇宙では、銀河同士の衝突、合体は珍しいことではないそうです。

 

最近、話題になっている「NGC 6240」という400光年先の合併銀河では

2つの超巨大ブラックホール中心にあるそうです。

 

本来それぞれの銀河の中心に巨大ブラックホールはたいてい1つです。

銀河同士が合体して、ブラックホールが2つになったとしても、簡単に1つにはならないようです。←王様が2人の図?

 

こちらはあと、1000万年後くらいにはブラックホール同士の合体が起きて

地球に重力波が届くかも?とのことでした。

 

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銀河のイメージ画像。  画像はフリー画像

 

最後まで読んで(見て)くださって、ありがとうございました。

/りお

*1:NASAで作られた、米のパブリック・ドメイン画像

*2:同じくNASAで作られた、米のパブリック・ドメイン画像