重力波 中性子星とブラックホールの合体 初観測か?
Rioでじゃねーどの時間です。
とんでも~!なニュースが入って来ました!
時事ドットコム←こちらのニュースです。
・中性子星とブラックホールの合体により生じた重力波を初めて観測した可能性がある。
・米国とイタリアにある観測装置を運用する二つの国際チームが、今月3日までに合同で発表した。
・地球から12億光年程度離れた所から到来したとみられるという。
マジですか?
ちょうど『中性子星』について調べていたところで、わかりやすく書けそうかも?と思っているところでした( ´△`) 遅かった・・時は金なり?
〈目次〉
簡単に「中性子星」って何?
冬の星座「オリオン座」の一等星で赤い星、ベテルギウスという星があります。星の一生の晩年を迎えています。
これが超新星爆発を今日か?1カ月後か?100年後か?起こすかもしれないのですが、爆発後中性子星になると言われています。
ベテルギウスは矢印のところです。
作者:ライコさん(フォト蔵)・・フォト蔵に新規登録しました。
中性子星はブラックホールの次にヤバい星で、質量が太陽と同じでも直径20km程度という高密度な異常な天体です。
重力波って何?の詳しい説明は、また今度にします(マンガの解説を見つけましたので、勉強しま~す^^;)
ーーー過去を振り返ってみますーーー
重力波:ブラックホール編
2017/8/14 ブラックホール同士の合体によって時空が揺れる重力波が検出されました。私の過去記事を参照します。
・今回、アメリカの「LIGO(ライゴ)」2基*1と、イタリアの「Virgo(ヴィアーゴ)」*2の合計3基がほぼ同時に、重力波を検出することが出来ました。「Virgo」での重力波の検出は初めて。
・詳しい位置情報などを精査し、9月下旬に正式に発表がありました。
・このブラックホールの合体は、太陽質量の約31倍+25倍=53倍のブラックホールでした。残り3倍分は重力波エネルギーとして放出されて、地球に届いたのです。
・地球から約18億光年離れた場所の出来事でした。
・ここより→ブラックホール同士の合体ーGigaziNE
この後、アメリカの物理学者3名がノーベル物理学賞を受賞しています。
また、アメリカではすでに、3回のブラックホール同士の合体による重力波を観測していました(初観測は2015/9/14→2016/2月に発表)。
重力波を検出する装置はどでかい ↓
著作:LIGO Laboratory アメリカのパブリック・ドメイン画像
重力波:中性子星編
ここで一旦、日にちを遡ります。8/14から3日後のこと。
2017/8/17に観測された重力波は、世界の専門家たちの一番の念願だった、中性子星同士の合体爆発の初観測ではないか?と湧き上がっていました。
ノーベル賞受賞後に「中性子星の合体爆発」と発表がありました。
爆発した後、貴金属を大量放出したらしく
金とかプラチナなどを地球1万個分放出したそうです。元素の重い金属類の生成の証拠となりました。
これは、1億3000光年離れているところで起きたと判明しています。
また中性子星同士が合体爆発すると、その後すぐにブラックホールになると言われています。 こっちのニュースの方が貴重だったのですが、ノーベル賞に負けたかも?
ーーー過去振り返り、おわりーーー
そして今現在は
Gizmodoジャパンによると、これまでブラックホール同士の合体は10個、中性子星同士はひと組という状態のようです。
これは面白いです!続報を待とうと思います。
最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。
( ゚д゚)ノシまた見てね~/Rio