地球外生命体はいるの?土星の衛星タイタン編【追記あり】
Rioでじゃねーど、でっす。
朝っぱらから、宇宙ネタ!寝ても覚めても宇宙、宇宙って頭おかしいんじゃない?と思ってる人は正直に手あげて~(ノ゚ω゚)ノ
それでは、地球外生命体はいるのか?の続編行きます。今回は、土星の第6衛星タイタンについて書きたいと思います。
惑星探査機カッシーニによって撮影されたタイタン。大気があるため輪郭がかすんで見えている。
タイタンってどんなところ?
タイタンは太陽系の衛星の中では2番目の大きさであり、望遠鏡でも見えるそうです。
(大きさ比較は前回の記事←こちらを参照ください)
表面気圧は地球の1.5倍で、大気があります。
月やエウロパと同じく、いつも土星に対して同じ面を見せており、自転・公転は15日と22時間←このような状態を潮汐固定(潮汐ロック)と言います。
・大気の大部分は窒素であり、残りの僅かな成分はメタンとエタンから成る雲がある
・液体メタンの雨が降り、風雨を含む気候は、砂丘や、液体メタンとエタンによる河川、湖、海、三角州といった地球と似たような特徴的な地形を作り出している
メタンの雨が降る→川や海が出来る→メタンの雲が出来る→雨が降るという循環が出来ているようですね。すごい!地球以外で地表に液体の湖などがある唯一の星ですって。
タイタンの表面温度は摂氏-179.5 ℃。これでも暖かい方です。メタンの温室効果は二酸化炭素の10倍です。
固体が液体になる融点が-182.5°C~-161℃のメタンだから液体なんですね?エタンの融点も-183°C~-89℃でした。
メタンで形成されたタイタンの極の雲(左)と、水とその氷から形成された地球の極成層圏雲の比較
ここで最近6/17のニュースです。
土星の衛星「タイタン」こそ人類が探すべき地球外生命体がいるかもしれない(米研究者)(2019年6月17日)|BIGLOBEニュース
南極で雨が降ることはわかっていたのですが、今回北極でもメタンの雨が降っていたことが証明されたという内容でした。
また、タイタンを覆う大気の煙霧粒子は有機化合物でできていることから
・有機物の海に生命体が存在している可能性がある。
(以下略)
ということです。
Q:こんな環境(特に低温)でも生物は存在するんですか?
(これ、斜めに読んでください!)
ソースは→GIGAZINE
珍しい環境を持つタイタンに、地球外生命体が存在するか(略)カッシーニが収集したデータにより、タイタンの大気の大部分を構成しているシアン化水素が、地上に存在する他の分子と結合し、ポリイミンなどの重合体(ポリマー)を形成可能であることが判明した。研究では量子力学計算を使い、「ポリイミンが電子を持っていて、非常に低温な状態で生物の自然発生を促進する潜在性がある」ことが突き止められている。
@@;? と、とにかく、生物が生きる可能性はあるようです。
Q:どんな生物が生まれる可能性があるのでしょうか?
ソースは→Togetter
油の中で育つ生物を地球の常識で考えるのは無理です。一部引用します。
タイタンのメタンの海にはシリコーン系の生命がいるのではないか?
マジですか?シリコン?んーと整形?くらいしか想像出来ません。
ただ、タイタンの地表から見た土星は、地球から見た月の11倍程の大きさだそうですよ!カッコいいでしょうね~♡(←話を変えてるし)
今後の探査予定
NASAのタイタン探査機「ドラゴンフライ」のミッションが認可されたら、打ち上げは2025年、タイタン到着は2034年以降となる予定
タイタンでのミッションの概念図
一方エウロパは?
現在NASAでは2020年代の打ち上げを目指し、エウロパの海や環境を詳しく調べるための探査機「エウロパ・クリッパー」の開発を進めている
エウロパの探査機が先に打ち上がりそうですね?
まとめ
木星のエウロパ、土星のタイタンで、まずは地球外生命体の研究を徹底的にやりましょう!そして知見を広め、次は・・太陽系外惑星にいるであろう、地球外知的生命体の発見です。
あ、やっぱり生きてるうちに宇宙人に会いたいので、同時進行でお願いします。
フィクーションさんに教えていただいた、日曜日の夜に放送されたNHKのTVによると、宇宙人がいる可能性のある惑星の恒星(太陽)は、赤色矮星だろうと言うことです。こっちの話をすれば良かったかな~
TV面白かったです(*^^)フィクーションさんありがとうございました。
長くなってごめんなさい!最後まで、読んでくださってありがとうございました。
また見てね~
/りお
*クレジットがない画像はパブリックドメインです。
衛星タイタンの記事も書いていたので。
【追記】
●NASAは6月27日、土星の衛星タイタンを無人探査機「ドラゴンフライ」で探査すると正式に発表しました。
2026年に打ち上げ、2034年に到着する予定です。
●NASAが実施予定の「エウロパ・クリッパー」ミッションについて、計画の継続が承認された。木星の衛星エウロパを探査する計画で、早ければ2023年に探査機が打ち上げられる。