欧米 6月の異常気象(少し火山)情報
Rioでじゃねーど、でっす。
私がよく読んでいる「地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー」と「地球最期のニュースと資料In Deep」の最近の記事は、ほぼ『世界各地の火山噴火』か『世界の異常気象』になっています。
火山か?異常気象か?10記事と11記事プラスアルファ・・
今回は(も?)異常気象を取り上げたいと思います。
記事数がたまりすぎたので、まとめられる範囲でまとめます。
最初にこちらの写真をご覧ください。
叫ぶ顔のイメージとなった6月20日のフランス全土の気温分布図です。
Ruben H ←こちらから
このあとヨーロッパには熱波が襲いかかりました。
その前にアメリカでは
ぷち氷河期のコロラド州の写真です。
CBS / Apres LIVE ←こちらから
6月21日と22日の2日間で、場所により 50センチ以上の降雪となったらしく、夏にスキーをしたとのことです。
コロラド州はアメリカの中ほどにありますが、この時点で通常の積雪量の40倍降ったそうです。
今現在は(7/4~7/11)・・およそ最高気温33℃、最低気温17℃と落ち着いたようですね。
ヨーロッパの熱波
ヨーロッパにうつって、最初に時系列で書きます。
- 6月27日、スペイン南東部のカタルーニャ地方で6月の気温が40℃に達し、巨大な山火事が発生。
- 6月28日、フランス南部のカルパントラという場所で、フランス観測史上で最高気温記録となる「 45.9℃」に達した。
- 6月29日、フランス・モンペリエで46℃を記録し、ブドウ畑の木々が熱で焼け焦げた。
- 6月29日のフィンランドの気温が各地で氷点下に。
- 隣りスウェーデンでは、6月30日に観測史上の最高気温を更新。東海岸にあるオスカルスハムンという街で33.7℃を記録。
ヨーロッパではこのように熱波が襲っていますが、例外的にフィンランドでは氷点下という状況が起きたようです。
newsbeezer.com / Matti Huutonen ←こちらから
1のスペインの山火事で消失した土地には、ブドウ畑とオリーブ畑が含まれていたそうです。
3のフランスのブドウ畑では・・
fobosplanet ←こちらから、熱で焼け焦げた作物
フランスの報道では、雨が多かったり気温の低い夏よりは、熱波のほうがブドウなどの収穫には良いらしい。しかし熱波の度が過ぎると、作物自体が焼けてしまう。
とのこと。フランスは5月の低温ですでにぶどう畑がやられています。
一方、4のフィンランドでは雪が降ったようです。
Petri Cederlof ←こちらから
現時点、7/4~7/11の天気はどうでしょうか?
・スペインのカタルーニャ・・2日間雨で他は晴れ、平均最高気温33℃くらい。
・フランスのモンペリエ・・薄曇りの晴れで、平均最高気温33℃くらい。
・フィンランドのヘルシンキ・・半分くらい雨、最高気温18℃、最低気温13℃。
今のところ落ち着いた様ですが夏はこれからです。今後どんな夏になるのでしょうか?
日本でも九州で今、雨による災害が起きています。世界的にも上に書いた以外にインドやロシアで大洪水が起きています。
去年もでしたが、火山活動も激しく直近では7月2日、イタリアのエトナ山で前兆のない噴火が起きました(2017年と2018年も噴火していて、今年は2度目の噴火)。
また同日
ハワイ島にある世界一大きな活火山であるマウナロアで、顕著な火山活動の徴候が認められ、アメリカ地質調査所による噴火警報レベルが引き上げられた
とのことでした。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
また見てね~
/りお