綿あめのような星 宇宙はやっぱり広い

Rioでじゃねーど、です。

メリークリスマスです♪

YY(ゆる休み)中の私ですが、やはりみなさんのブログを読んでしまいます。しかも書きたいことが出来てしまいました。まあでも、YY気分で今後もやっていきますので(^^;)時々サボると思いますがよろしくお願いします。

ということで、こちらです。

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「綿あめ」のイメージ図 イラストACからダウンロード

 

あれ?季節が違う気がしますよ?

綿あめのような惑星についてのニュース記事がありました。

ケプラー51と呼ばれる星が、白鳥座の方向2600光年の場所にあって、その星を3つの惑星(b、c、d)が周っているそうです。

 

この星は5億歳と若く(太陽は約46億歳)、周回している惑星3つはとっても密度が低いのだそうです。大きさはだいたい木星くらいとのこと。

 

比較した図がこちらです。画像はNASAの元記事から・・

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「上はケプラー51を周回する3つの巨大な惑星 下は左から地球、海王星天王星土星木星」クレジット:NASAESA、およびL. HustakおよびJ. Olmsted(STScI)

 

参考サイトより(下記にリンク貼りました)

・「ケプラー51b」「ケプラー51c」「ケプラー51d」という3つの惑星は、2018年に運用が終了したケプラー宇宙望遠鏡が発見した

・2012年の発見当初からかなり密度が低いことは判明していたが、どんな物質で構成されているかなどの詳細は明らかになっていなかった

コロラド大学のジェシカ・リビー・ロバーツ氏らの研究チームは、ハッブル宇宙望遠鏡を使用して、3つの惑星の詳細な観測を実施した

ということで・・

 

その結果、3つの惑星はいずれも1立方cmあたりの質量が0.1gしかないことが確認されたとのことです。1立法mだと100kgですね?

木星とほぼ同じサイズであるにもかかわらず、質量はその100分1ほどしかなく地球数個分と書いてあります。

木星質量-wiki←によると、木星は地球の約317倍なので・・木星の100分の1だと、地球3個分くらいでしょうか?

 

また「ケプラー51b」と「ケプラー51d」は

分厚い雲に遮られて化学的な組成についてのデータを得ることはできなかった

らしく、これは土星の衛星タイタンと同じで、メタンガスの層が原因ではないか?と書かれています。ただ水がないことがわかって、質量のほとんどは水素とヘリウムであることを突き止めたそうです。 

NASAは発表では、密度の低さを「綿菓子のよう」「岩や水よりも発泡スチロールに近い」と表現しているようです。

 

ケプラー宇宙望遠鏡とは

ケプラー宇宙望遠鏡は、太陽系以外の惑星を探すためにNASAが2009年に打ち上げました。

地球のような惑星がないかなぁ?という目的もありますね。

2018年10月燃料が枯渇するまで運用され、50万個以上の恒星と2600個の惑星(2018年の時点で)を観測したのだそうです。惑星候補の星はもっとあると思うので、これから明らかになっていくと思います。

 

そして面白いと思ったのがこの画像です。黄色い部分がケプラーが探査している領域だそうです。天の川銀河の3000光年のエリア・・

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さらに拡大します。

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パブリック・ドメイン画像

 

たくさんの太陽系外惑星が見つかったのですが、まだまだほんの一部なんですねー?宇宙ってやっぱり広いなあ・・とあらためて思ったのでした。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

/りお

参考サイト:

NASAが「宇宙に浮かぶ綿あめのような惑星」の正体を発表 - GIGAZINE

ケプラー51にある太陽系外惑星は土星よりも密度が低く綿菓子のよう | sorae 宇宙へのポータルサイト

ケプラー宇宙望遠鏡が発見した惑星の一覧 - Wikipedia