地球は白亜紀、今より地軸が傾いていたらしい
X-noteです。
大昔、地球は「傾いていた」というお話をしたいと思います。
キャッチ画像は「傾き」で検索しました。見てみたいな~♪
Philip BaseによるPixabayからの画像
下記①番のニュースによると、東京工業大学地球生命研究所の研究主任および米カリフォルニア工科大学の教授らの研究チームが、
8600万年前の地球は現在に比べて12度傾いており、7800万年前に現在の位置に戻った
という研究論文を発表したそうです。えーと800万年間もですか!
図も載っていました。この図を「図1」とします。
「図1」
真の極移動 Victor C. Tsai/Wikimedia Commons/Public Domain
えーと今、地球の地軸は約23.4度傾いていて、おかげで四季があります。
「図1」の左はそれを省いてまっすぐに見立てて書いてあります。
うん万年前はプラス12度傾いていたよ~地軸の位置が移動していたよ~ということのようです。
Q:地磁気の反転は聞いたことあるけど、地軸も変わるのΣ(゚Д゚;)?し、知らなかった~
Q:あれ?この時代ってアメリカ大陸出来上がっていたっけ?
Q:真の極移動って何?偽もあるの?
などの疑問を持ち、この記事を読んでから1か月、ダラダラと考えたりwikiを見たりしてきました。暗礁に乗り上げていたというか・・
ということでQ&Aいきます!
Q:そもそも8600万年前とか7800万年前っていつでしょうか?
A:白亜紀のようです。(白亜紀:約1億4500万年前~6600万年前)
三畳紀→ジュラ紀→白亜紀、この頃は恐竜たち最強の時代ですね(・∀・)恐竜がらみの面白い記事を見つけたので、良かったらどうぞ!
地球は何度か大陸がくっついたり離れたりしてきたと言われていて、ペルム紀から三畳紀にかけても大陸は1つになり、それをパンゲア大陸と呼んでいます。
そして再び分裂を始め現在の姿に至りました。こんな感じです。
「図2」
アメリカの政府のサイト下記②番から図をお借りして加工しました。最後の「現代」日本がありませんよ(; ゚д゚)?
「図2」の4つ目「白亜紀の約7000万年前」が「図1」にあたるようです。この頃に地軸がさらに12度傾いていた、と。。
Q:それで「真の極移動」って何?なんか難しそうですね~
A:これでググると「極移動」がヒットします。wikiを見ると、
極移動とは磁極(磁北極・磁南極)が移動すること
と書いてあります。え?地軸じゃないの(; ゚д゚)?なんか、磁極がわかると極もわかるからとか・・
では「磁北極」をググると・・
磁力線の方向が鉛直になっている地点
これ・・うまい説明がないのですが・・磁北極と磁南極は南北対称じゃないため一直線につないでも地球の中心を通らないんです。
この図のC1とC2になります(^^;)複雑ですが、直角になってるところです。
C1が北磁極、C2が南磁極。Aは地軸でA1が北極、A2が南極。Bは地磁気の軸で、B1が地磁気北極、B2が地磁気南極。
Q:「真の極移動」があるということは?
A:「見かけの極移動」もあるようです。「見かけの極移動」とは「図2」のパンゲア大陸から現代のように大陸自体が動いたことを指すようです。
大陸移動説の前は、すべて極が移動したと解釈されていたようです。相当さまよったと思われていたんですね。
ところが復元された極移動がヨーロッパと北米で違ったのだそう・・
その違いが時代をさかのぼるほど広がっていたため→大陸移動説の証拠の1つとなったとありました。
Q:なぜ極移動するの?
A:固体地球の質量分布の変化によって起こると考えられていますが、まだはっきりわかっていないようです。(大陸移動、氷床の盛衰、大規模な火山活動、大規模な天体衝突、地球内部の質量分布の再編など)
げっ、温暖化大丈夫かな(;・∀・)?
Q:これらはどうやって調べたの?
A:岩石(火山岩や堆積岩)などに残された地磁気の記録を調べるんだそうです。(古地磁気学)
①の記事の研究グループは、イタリアのアペニン山脈の白亜紀の石灰岩を7つ採って調べたと書いてありました。
(Ross Mitchell)
私の疑問にお付き合いくださって、ありがとうございましたm(_ _)m
/りお
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参考:
①https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/10/860012.php
②Historical perspective [This Dynamic Earth, USGS]
他wikiなど