地球外生命体はいるの?木星の衛星エウロパ編

Rioでじゃねーど、で~す。

地球外生命体は存在するのでしょうか?

誰もが思う疑問の1つだと思います。

太陽系の中で、生物がいそうな場所として有力な星は・・木星の第2衛星エウロパ土星の第6衛星『タイタン』辺りだと思われています。(エンケラドゥスにも、もしかしたらいる?)

「海があると思われる」←これが大きなポイントですが、一体どんな星なのでしょうか?

 

その前にそれぞれの惑星の衛星の大きさはこんな感じです。

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エウロパは月よりも少し小さく、タイタン木星のガニメデの次に大きい全衛星の中で2番目の大きさです。

エウロパってどんなところ?

太陽系衛星の中で、6番目に大きな衛星です。

酸素を主成分とした極めて薄い大気を持っていて、表面温度は-170.15 摂氏(C°)平均です。

自転・公転は同じで約3日半ととても早く、月と同じように同じ面を木星に向けています。

 

特筆すべきは潮汐力(ちょうせきりょく)です。

地球と月の間にも潮汐力は働いていて、波が引いたり寄せたりして・・恋人たちは「キャッキャウフフ」と楽しむことが出来ますね。

エウロパの場合その1000倍潮汐力が働いているそうです。

表面は厚さ100km*1程度の水の氷の地殻で覆われていて、ところどころにヒビ割れが走っているそう。

潮汐力によって、この裂け目が割れたり塞がったりを繰り返しているとのこと。バキバキッ!ドドーン!って感じですかね?ちょっとキャッキャウフフは出来そうにないです。

おそらく、鉄とニッケルからなる金属核を持っているとのこと。

そして内部も潮汐力の力により・・

エウロパの表面の下には液体の水の層が存在し、エウロパ潮汐変形による熱によって内部海が液体の状態に保たれているというのが科学者の間でほぼ一致した見解である

エウロパ内部の氷に覆われた海は、地球における南極大陸の氷底湖であるボストーク湖に近い環境であると推測されている

分厚~い氷の下に海があるのですね?

地球の太陽の光が届かない深海では・・

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ブラックスモーカー

ガラパゴス海嶺の探索では、ジャイアントチューブワーム、貝類、甲殻類などのさまざまな生物が、ブラックスモーカーと呼ばれる熱水噴出孔の周りに群生しているのが発見された。(以下、略)

太陽の光がなくても、生物は繁殖するようです。

エウロパでも同じような条件のところで、生命が誕生している可能性があると思われています。これ以外にも

地球の極地での藻類や細菌のように、エウロパの氷の層の下面にしがみつくように生息していたり、エウロパの内部海を漂っていたりするものもあると考えられている。

地球外生命体の可能性、ありますね~♪

 

ここで、衛星エウロパの最新ニュースをお届けします。

木星の衛星・エウロパの黄色い模様、「塩化ナトリウム」だった - ライブドアニュース

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探査機ガリレオが撮影したエウロパ、左は自然色に近く、右は色を強調してある。

 

こちらの写真の黄色っぽいところは塩化ナトリウム、塩だった。と2019年6月12日に公開された論文で発表されています。

これによってエウロパの海は地球と同じように、しょっぱい海の可能性が高まり、生命体存在の可能性にまた一歩近づきました。

 

長くなったので、タイタンは次回書きます「タイタンにはメタンの雨が降る」的な記事です。

 

哀しい時や辛い時、寂しい時も・・宇宙を思った瞬間、大きな宇宙に包まれていることを感じることが出来ますよね☆

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

また見てね~

/りお

*引用部はWikipediaより 画像はすべてパブリックドメイン

*1:直線距離でだいたい東京から熱海、または山手線3周分だそうです