5月末にアトラス彗星が肉眼で見えるかも?

Rioでじゃねーど、です。

あちこちのニュースで知ったのですが・・

アトラス彗星』が5月頃、肉眼で見えるかも?シリウス星より明るくなるかも?

と期待が高まっていますので、彗星についてのお話をします。

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彗星のイメージ PhotoACさんからダウンロード

 

そもそも私は天文学者でもないし物理学者でもありません←誰も思っていませんよ~(^_^;)

「んーと、彗星って尾っぽを引いていて、定期的にやってくるハレー彗星とかそんな感じ?でも不吉な星じゃなかったっけ?」

とまあ、こんな小学生より何も知らないレベルなので調べました。

 

彗星とは

・太陽に近づくと太陽風によって尾ができる。ほうき星とも言われる

・流星と違い尾を引いたまま天空に留まって見える

古代ギリシアの時代から長い間、彗星は大気圏内の現象だと考えられてきたが、16世紀になって、宇宙空間にあることが証明された

のだそうです。

 

私は一度も彗星を見たことがありませんので、友人Yさんの過去に見た彗星の感想を載せたいと思います。

Yさんの感想:

「1986年のハレー彗星は、地平線の近くにありすぎて、それらしきゴミのような大きさのものが見えただけだった

1975年のエスト彗星と1997年のヘールボップ彗星は巨大だったので、バッチリ二週間ほど楽しめた

特にヘール・ボップ彗星は、あまりの大きさで鳥肌が立った。初めは明け方前に見えていたが、太陽を周回すると日没後に見えるようになり、けっこう長い間楽しめた」

 

むむーなるほど~!その2つの巨大だった彗星がこちらです。

(二枚ともクリエイティブ・コモンズ画像)

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1975年のウエスト彗星 著者:P.シュテットマイヤー/ ESO

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1997年のヘールボップ彗星 著者:フィリップ・ザルツゲーバー

 

こんな風に見えたらカッコイイですね~(゚∀゚)♡

このように立派に見えるには「彗星の核が大きく、太陽との距離が近く、地球との距離も近くなければいけない」という3つの条件があるそうです。

でもこの3つが揃っていても良く見えなかったり、逆に2つくらいの条件でも印象的な彗星になったり・・と、近づいてみないとわからない部分があるようです。

 

アトラス彗星は昨年12月、米ハワイにある小惑星地球衝突最終警報システム「ATLAS(アトラス)」の望遠鏡が発見した

バッチリ見たいものです。その位置ですが・・

 

下記リンク先のアストロアーツさんの記事に、アトラス彗星の位置が載っていましたのでお借りして掲載します。(もちろん不都合のお知らせがあれば削除しますよ~)

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緑色の矢印のところがアトラス彗星で、北西の位置になるようです。

これは4月21日予想なので、5月以降は下のペルセウス座の辺りにあるようです。

5月31日が近日点通過(太陽最接近)となるそうです。過度に期待することなく、冷静に推移を追っていこうとのことでした。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

/りお

参考リンク:

5月末に「肉眼で見える彗星」が出現するかもしれない | ナゾロジー

5月下旬にシリウスより明るく? アトラス彗星が接近中:朝日新聞デジタル

2020年4月 アトラス彗星が7等前後 - アストロアーツ

彗星 - Wikipedia