ピラミッドの中の空間を発見する「ミューオン」って何?
Rioでじゃねーどの時間ですよ~
環境が許せば、こちらを聴きながらサラッと読んでちょ!
ジャッキーマクリーンのレフトアローンです。
30年くらい前の邦画「キャバレー」でかかっていた曲です。
前回、(id:hentekomura)雷理さんがコメント欄で・・・
雷理さん:ピラミッドとかユカタン半島の遺跡とかで宇宙から降り注ぐミューオンの通過を調べることで隠された空間を探すというのをテレビでみて
ニュートリノと同じようにすべてを通過するミューオンってニュートリノと何が違うの?
と書かれていましたが「ミューオンって何?」と初めて聞いた状態でしたので、ちょっと調べてみました。
まずは図を載せます。
クレジット:スーパーカミオカンデの公式ページを真似した、まさきりお
ニュートリノって何? | スーパーカミオカンデ 公式ホームページ
こちらのサイトの図を真似して作りました。
もう耳タコですね?上の図のような状態になっているようです。
これらの素粒子のいろんな組み合わせで、物質は出来ているみたい?
それぞれペアになる粒子を持っているとのことで、そのペアはこちら。
クレジット:スーパーカミオカンデの公式ページを真似し手を加えた、まさきりお
このように、丸で囲んだのがペアです。
まあ、さっぱりわからないのですが、わかることが1つあります。
レプトンを見てください。
レプトンの場合、1つは電子で、そのペアとなっているのがニュートリノです。電子の電荷は-1であり,ニュートリノの電荷は、それから1つ分異なった0となっています。
ということで、ミューニュートリノは電荷は持っていないけれど、ミューオンは電荷を持っています。物質と反応するってことかな?と。
ニュートリノは水か氷で、やっと反応するかな?という感じですね。
ピラミッドのような巨大な構造物(や火山、原子炉など)を『ミューオンラジオグラフィ』という装置を使って、X線のようにミューオンによるレントゲンを取るそうです。
宇宙線ミューオンは、1分間に1平方cmあたり1本程度の割合で常に地上へと降り注いでいて(高いエネルギーを持つミューオンは)岩盤1kmでも貫通する事ができるのだそうです。
クレジット:名古屋大学理学研究科・素粒子宇宙物理系 F研 基本粒子研究室
このように、『ミューオン検出器』を観測対象の周囲に設置して、観測対象を通過して検出器に到達するミューオンの方向と数を測定します。得られたミューオンの検出数の濃淡を画像化します(ミューオンイメージ)。
名古屋大学←ここに書いてありました。
ニュートリノとミューオンの違いは、電荷を持っているか?いないかが1つ。
ミューオンは1kmでも貫通する。ニュートリノは地球まるごと貫通する。
前々回、記事にしたアイスキューブ・ニュートリノが、深さ1km以下にキューブをくっつけているのは、ミューオンを避けるためかも?しれません。
雷理さん、質問ありがとうございました。おかげで勉強になりました。
最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。
( ゚д゚)ノシまた見てね~/Rio