星の寿命とは次のステップへの変化?
Rioでじゃねーど、です。
前回のブログで、太陽の寿命について書きました。
太陽や地球の寿命に胸を痛めた方がいらして、私もいろいろ考えさせられました。
うまく気持ちを伝えることが出来るか?わかりませんが、今日は星の寿命について思っていることを書きたいと思います。
私は天文学や物理学をきちんと学んだわけではありません。
ただ宇宙が好きで興味がある、というだけでブログを書いてきました。
そして、いろんな宇宙の現象を知るたびに「星の寿命」という言い方って、適切なのかな~?と疑問を持つようになりました。
一般的に言われている太陽などの星の「寿命」「終焉」とは、進化するとも言われていますが、言いかえると「変化」が起きるのです。
pxhereの無料画像 イメージ図
変化の類義語を見てみましたが、遷移、変転・・たくさんありますね?どの言葉がこれから説明する星の変化に合っているのかよくわかりません。
太陽のような恒星は、その質量によって「変化」の仕方が違います。
3つのパターンを紹介します。
- 私達の太陽
- 太陽の8倍~30倍の質量の星
- 太陽の30倍以上の質量の星
この場合の変化(星の終焉)は次のようになります。
確かに星自体のエネルギー活動は終了しますが、こんな感じでまだまだ星の物語は続くのです。
白色矮星になる太陽は、質量はそのままなのに直径が地球くらいと小さくなります。
自らエネルギーを作ることのない白色矮星ですが、膨張からしぼむ過程で周りにガスなどをまき散らした結果、星雲が出来ます。
それが「惑星型星雲」と呼ばれる星雲です。
マイ過去記事で写真をいくつか載せているのですが・・
再び、2枚ほど載せておきます。
惑星型星雲 パブリック・ドメイン画像
真ん中に点とあるのが白色矮星です。綺麗な写真が多いです。
中性子星はこの星雲の中にあるのですが、質量が太陽くらいなのに対し、直径20km程度ととても小さく、密度がとても高くなっている異様な星です。
かに星雲の中性子星は「かにパルサー」と呼ばれていて、1秒間に30回転という高速回転をしています。可視光線、電波、X線を出していて、それ以外にガンマ線も放っています。
この星の超新星爆発は1054年に起きたのですが、それから約1000年、先日また新しい研究論文が出ています。
これって、星の終焉というよりは現役バリバリと感じるのです。
最近の記事をペタ!今度読みます(^^;)
かに星雲から放たれる高エネルギーのガンマ線。広い領域から届いていたことを初確認 - sorae 宇宙へのポータルサイト
ブラックホールも中性子星も合体して、重力波を地球に送ってきたりと余生は激しくて忙しそうです。
そして、新しい星や新しい生命を育てる元になるのです。
星も宇宙も生命も日々進化し、変化し続けるんだなぁと思ったのでした。
うまく説明出来ませんが、生命は受け継がれていくように思います。
最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。
/りお