ベンゾジアゼピン系・抗うつ剤などの減薬について【自己判断で減薬したり薬をやめたりせず、医師との相談の元、適切な治療を行ってください】

ベンゾジアゼピン抗不安剤や睡眠剤など)や抗うつ剤などの減薬による、
とても辛い離脱症状が起こることがある、と去年の10月頃に知りました。今も苦しんでいる人がたくさんいます。

しかし、特に長期間服用していた方は、

【注意】自己判断で減薬したり薬をやめたりせず、医師との相談の元、適切な治療を行ってください。

●私は、約20年前「うつ症状」が出ました。仕事は転職し、フルタイムからパートへ。10年ほど闘病しながらも、合わせて20年間ナースをしました。
(ますほいさん、仕事していた頃は、主に熱がたびたび出ていました。30代は微熱と関節痛、時々大熱。ミスも増えていきました。)

●約10年前に「うつ病」と診断されました。どちらかと言うと身体にいろいろな症状が出るタイプです。

●内服薬:最初の10年間は抗不安薬の弱いものを内服(ベンゾジアゼピン系)

うつ病診断後、SSRIを内服。その後仕事内のトラブルで具合が悪化、全身疼痛症状などが起きたため、強い内服薬に変わり、強い眠剤も処方される(ベンゾジアゼピン系・抗うつ剤も含む)。症状が収まっても内服薬は変わらず。

●4、5年前くらいから、歩行困難などあり転院(大きな病院へ)

そこで「汎用性発達障害ADHD自閉症スペクトラム)」と診断される。
うつ病は二次症状の可能性があります。

初めに内服薬を大幅に減らしましたが、約1年前から歩行時には杖を使用する。

●去年の春ごろから、眠剤を半分に減らしても眠れるようになり、自己判断で減量して、医師には事後報告しています。

●5月ごろから突然、体調が悪化し身体全体が思うように動かなくなり、薬の副作用とも違う症状が出現。神経内科に受診したが異常なし。漢方薬を追加で処方される。

●10月にあるサイトで、ベンゾジアゼピン系・抗うつ剤の減薬による「離脱症状を知る。症状があまりにも似ていたため医師に質問する。精神的ダメージもあり、症状は悪化(動悸や頭の中の脈動、めまい、震えがひどい時がある。時間帯でも違う)

●サイトは、私と同じ症状がある方には衝撃があるため掲載しませんが、一部内容を引用します。イギリスの最近の研究結果とのこと。長期内服の方だと思います。

抗うつ剤の服用を中止しようとした人たちのうちの半数以上( 56% )が離脱症状(禁断症状)を経験している。

離脱症状を経験した人のほぼ半数(46%)は、その症状が重度のものだった。

離脱症状が数週間または数ヶ月以上続くことも珍しくないことがわかった。

・これらのことから、現在のイギリスとアメリカでの抗うつ剤ガイドラインは、離脱症状重篤度および、離脱症状が持続する期間を過小評価している。抗うつ剤ガイドラインの見直しには重大な臨床的意義を有する。

それと・・・

ベンゾジアゼピン系について詳しく書かれたPDFですが、突然の断薬は絶対にダメ!と書いてあります。また、「アルコールや違法ドラッグを扱う依存治療施設は、ベンゾジアゼピン服用者には適していない。」とあります。きちんとした施設などはないのが、現状です。

 

眠剤などを服用中で、下記のサイトを読む場合は、気をつけて読んでください。

https://www.benzo.org.uk/amisc/japan.pdf

私からの説明はここまでにします。長期内服が関係しているのは確かです。

 

現在私は医師といろいろ相談した結果、一度内服薬を元の量に戻している状態です。減らすのも本当に少しずつと言われました。長期戦になりそうです。

/りお