天の川銀河のブラックホールが75倍も輝いた(追記あり)
Rioでじゃねーど、でっす。
今日は特に暑いですね~?この暑さ、ブラックホールに吸いこまれてしまえ~って感じですね?
ブラックホールが2時間で75倍も明るく輝いた
私達の太陽系がある天の川銀河には、中心に超大質量ブラックホール『いて座A*(いてざエー・スター)』があります。
その質量は太陽の400万倍!
1円が400万円分あるのです。いいですね~。どうせなら100円が、いや500円玉が400万個(๑˃̵ᴗ˂̵)و
その超大質量ブラックホールが今年の5月・・
天の川銀河の中心に位置するブラックホールが、突如として通常の75倍も明るく輝いたことが判明した。天文学者らは「前代未聞の出来事」だと指摘している。
なぜ明るくなったのか?はこれから調べるそうです。わかり次第お伝えしますね?
1つリンクを貼ります。
ブラックホールがわずか2時間で75倍も明るく輝き天文学者も「前代未聞」と驚嘆 - GIGAZINE
ブラックホールは、その強い重力で周りのガスを引きつけます。ガスはブラックホールに一気に吸い込まれるのではなく、周囲を円盤のように周っています(降着円盤という)。
シンクの排水口に例えると、水を一気に流した時、渦を巻いて流れていく感じに似ているそうです。
ブラックホール自体は意外と小さいのです。そして、周りのガスは光速に近づき摩擦によって非常に高い温度になり明るく輝きます。超大質量ブラックホールはどの天体よりも明るい天体と言われている所以です。
【ブラックホール自体は小さいの図】
太陽と地球の間の距離を1AU(1天文単位)と言いますが、天の川銀河の超大質量ブラックホールは1AUの8%くらいの大きさとのことです。
参考文献:
巨大ブラックホールの謎 宇宙最大の「時空の穴」に迫る (ブルーバックス)
- 作者: 本間希樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/04/19
- メディア: 新書
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最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。
/りお
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【追記】(id:yoshihide-sugiura)ヒデスギさんに原因を考えてもらいました。対話方式で書きます。ヒデスギさんを「ヒ」と省略しますm(_ _)m
・ヒ:2時間で75倍の明るさに輝いた?
降着円盤に新たな物質が舞い降りて来たのでしょうか?・私:そもそも降着円盤のガスって何で出来ているんでしょう?
・ヒ:単なる物質でしょう、水素に始まる、電離していて陽子・中性子・電子なのかもしれません、要するにプラズマですかね
・私:水素ですか。やはりというか・・プラズマは何で輝いたかなあ?摩擦を起こしてすごく輝くのってなんでしょう?
・ヒ:陽子や電子のように荷電粒子が光速近くにまで加速されるので、ギャァ〜と悲鳴を上げてX線やγ線を放出し、明るく輝くのです
あと降着円盤で回転する荷電粒子が強力な磁場を作り、宇宙ジェットを吹き出すのでしょうね
75倍も輝くというのは、太陽一個くらいの質量が降着円盤に新たに飲み込まれた、くらいでは済まないのでしょうね?
プラズマで出来た降着円盤に、太陽よりも質量の大きい星などが飲み込まれた可能性があるのではとのこと、ありがとうございました。
8/15の「sorae」
天の川銀河のブラックホールで謎の増光現象。75倍も明るくなった原因とは | sorae 宇宙へのポータルサイト
では、原因に2つの可能性をあげていました(Tuan Do氏による)
・恒星「S0-2」の接近・・S0-2(S2とも)はいて座A*を16年ほどで周回している恒星で、2018年にはおよそ120天文単位まで接近した。この最接近の際にS0-2がいて座A*を取り巻く降着円盤やガスの流れなどに干渉し、その影響が2019年5月になって現れた。
・ガス雲「G2」の接近・・ いて座A*を周回するガス雲「G2」。G2は2014年にいて座A*に最接近していますが、その影響が5年経った今年になって現れたとも考えられる。
今現在も、原因不明です(2019/8/30)